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2006年08月09日

GTASAインプレッション

主軸が無い。
これが最大の欠点。
というのは依然言った通りインプレッションとして聞いて下さい。

車運転スキルだとか、筋肉量だとか、スタミナだとか
細かく主人公の能力値が存在して、ただ動かしているだけで
プレイ時間に比例した効果を得られる。
街をダラダラ放浪する行為に意味を持たせたのが最高の改善点か。
それ以外はGTA3の正当進化という感じ。
「進化」というよりは規模の巨大化というのが正しい。

街の大きさが16キロ四方になり
出来ることの量が恐ろしく増えた。
街の密度や構造はGTA3から遥かに進化していて
目を細めれば写真と間違っても問題の無いレベル。
こう聞くととても面白そうに聞こえる。
自由というのはゲーマーにとっては一つの憧れだと思う。
自由という言葉を聞くだけでなぜかときめいてしまう。
GTASAでは競馬のような一般的な遊びが出来るかと思えば
窃盗や泥棒、強盗に放火と多くの犯罪を網羅し
そこからカーチェイスに派生することも出来る。
彼女を作ることが出来たり、バスケットボールが出来たり
このゲームほど現実世界に近い、自由なゲームは無いんだよ!

例えば現実をなぞるゲームが出たとしてそれは面白いのか。
これはとても極端な例になってしまうのだけど
たった一つの事を成す為に、想像を絶する練習や勉強が必要になる。
目的地に到達するために、何も無い時間をすごさなくてはいけない。
もちろんそんなものはゲームとして面白いはずが無い。
ただGTAの進化を眺めていると、現実世界を実現することを
到達点にしているように感じてしまう。
そして特有の悪い点を多く背負ってしまっている。
広く広く網羅した要素は相変わらず極端に浅い。
散髪!ジムでの単純なトレーニング!食事!
ゲームとして面白いかい?
銃撃!運転!殺人!強盗!
どれも成熟しきってない出来栄えのものばかり!
どうして!
どうしてこうまで作業を作業として
ゲームに取り入れてしまったのか!
広すぎるんだもん。浅いのはしょうがないでしょ?
という話は私達には全く関係ありません。

ミッションを達成するために、操作性の悪い中
モーションのギコちない主人公に
爽快感のかけらも無い銃撃をさせ
相手もまたギコちないモーションで
現実味も何も無くただ記号として死んでいく。
そのミッションを開始するために
スピード感のかけらも無い車で細い道の中を運転して
依頼主のところに向かわなくてはいけない。
既に殺人とか暴走とかの面白さなんてないってば。
この過程を楽しむなんて無理。

糞の山は糞。
GTAは世の中のゲームを全て網羅しているんだ!
という馬鹿が意外なほどいる。
クレタクをやった後にタクシーミッションは出来ないし
スプリンターセルをやったあとに泥棒は出来ないし
NFSMWをやった後にカーチェイスとレースは出来ない。
無論やる前でも出来ないけどね!
そう。取り柄は街の大きさだけ。
それ以外何一つとして誇れる要素が無い。
すべてがおまけで、GTAはおまけの寄せ集め。
そんなゲームならDSに沢山出てますよ?
しかも「無意味な移動」がメニューへと省略されているので
こっちよか遥かに快適なんじゃない?

おまけってのはまともな本筋あってこそ
息抜きとして楽しめるものなんですよ。
結局製作者はユーザーに何をさせたかったのか。
どこを楽しんでもらいたいのかが全く伝わってこない。
コダワリの音楽もなければ演出も無い。
ここまで製作者の愛を感じないゲームは始めて。
これじゃ犯罪を推奨するだけのゲームと言われてもしょうがない。
それ以外の「遊べる要素」が無いんだから。
糞をそぎ落としたら残るのは好奇心からの犯罪だけ。
そしてそれは所詮好奇心でしかない。

そしてこのゲームがキラータイトルと成り続ける
アメリカ人の傾向には全く共感できない。
posted by 豚 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー・感想等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

クリアはしてないけど

実はメタルギア3サブシスタンスを購入してたり。
1,2とそれなりにやりこんで
3も発売当初欲しかったのだけど購入には至らず。
この前ゲーム店に行くと初回限定版が
新品4980だったのでつい買ってしまった。

1も2もそれなりに好きだったわけで
3はもうPS2の限界に挑んだようなグラフィック諸々なので
まぁとりあえず楽しめるだろうと。安易に考えていた。
ゲーム観があの頃と決定的に変わってることを考えずに。

2購入当初なんかは、PS2買いたての頃で
無線一つにしても何度掛けても内容の変わる
ボイスの量に感動していたし
通常画面のクオリティーの高さ
デモ画面の格好良さも好きで
いつまでも見たいと思っていたくらい。
ゲームに関係ない部分での細かい遊び要素なども
作りこみの凄さに圧倒されたし、全てが衝撃的だった。

で、今は。
3は確かにPS2だとは思えない程の
クオリティーの画像ではあるけども
XBOXを所持している以上驚きのあるものではない。
メニュー画面もゲームプレイ上
頻繁にアクセスしないといけないシステムなのに
アクセスに二秒、プレイに戻るのに二秒。
メニュー画面でやることが面白ければ気に成らないんだろうけど
つまらない作業しかしない割りに頻繁なので気に成ってしまう。
あのエリアの広さと敵の多さ、グラフィックの細かさを考えると
それでも合計4秒は十分に凄いのかもしれない。
けれどもそれはPS2を選んでしまった
製作者乃至企業が悪い訳で、ユーザーにとっては
PS2で偉業を達成したところでありがたみは無い。
XBOXならもっと容易に実現できるんだから。

正直なメタルギアに対する感想を言うと
デモ画面といい無線画面といい
コントローラー地面に置かせすぎてて
ゲーム部分を満足に楽しむことの出来ない残念な作品。
しかもそれがプレイ時間の5割を軽く超える。
ゲームプレイ部分は一般的に素晴らしいと言われてるし
デモ画面だけを取ってもクオリティーは高い。
それなのに。クオリティーが高いのに。
どちらにも集中させてくれない。
どちらかを押し出せばよかったのでは。
二つの要素がマイナスに混ざり合ってる現状は
例えるならエロゲーの様。
文章読みたいんじゃないんだ!
素直にAV見ます。
というのは酷い例えだけども。

メタルギア3は続編にありがちな
複雑化の傾向が顕著に出てしまったと思う。
頻繁にメニュー画面を開く必要がある
キュアシステムとカモフラージュシステムの必要性の無さ。
スタミナシステムによって発生してくる
キャプチャーという新たな面倒くさい要素。
ゲーム部分を!楽しませてくれ!
メニュー画面を開かせるな!ゲームを中断させるな!
ひたすらその訴え。
デモ部分や無線部分ばかりだと
もう一人でやってろよ。となる。
ゲームが始まったら呼んでね。とプレーヤーは蚊帳の外。

個人的な意見になるんだけどシームレスなプレイは
のめり込むための大きな要因だと思う。
この点HALOシリーズやHalf-Life 2は
一括読み込みでロードによるストレスがほとんど無く
HALO2では若干見るイベントが多くなったけども
基本的にはイベントも無線もリアルタイム。
プレイ中に能動的に耳を傾けないといけないし
能動的に話をしているNPCに近づかないと声が聞こえない。
メニュー画面に措いてはその概念すら存在しない。
ゲームを起動してから終了するまでの
9割以上の時間コントローラーを握ってる必要があって
ゲームを中断させる要素が最小限に抑えられていた。

といってもメタルギアの作り込みの凄さは
日本特有というか小島チームならではの素晴らしい部分。
本編と関係の無い無線を聞く楽しみや
様々な種類の動植物をキャプチャーする楽しさ
しゃぶり尽したい人ならかなりの時間楽しむことが出来る。
これが本編に措いて強制されてしまうのが苦痛。
長々とした無線はストーリーを理解するために
飛ばすわけにも行かず、快適なプレイを持続するために
動植物を探し、キャプチャーし、面倒臭いメニュー画面を開いて
スタミナを回復するために食べないといけない。
細かい要素はあくまでおまけ要素としてあるべきだった。

ゲームプレイ部分のみで考えると少し満腹感はあるものの
今までの物を改良したものになっていて変わらぬ面白さ。
新しく取り入れられたCQCシステムは
走って敵に近づいても見つかったところで
その瞬間にCQCに持ち込むと他の敵には気付かれなかったり。
見つかったところで余りに簡単に
何人もの敵を戦闘不能に持ち込めたりと
少し強すぎる印象はあるのだけど
これは恐らくノーマルという難易度がヌルすぎるからなので
ノーマルしかしてない現在は触れない。
肝心のCQCから展開される駆け引きは面白く
無線兵を先に処理することで増援が呼ばれなくなる等
こういう細かさは素直に拍手。

ストーリーに関わる無線と見なければいけないデモの
文章や構成を本筋を理解する為の必要最低限に。
更なる詳細が欲しければ能動的に無線を掛ければ
詳細が聞けるようにしてもらえれば。
ゲーム部分を楽しみたい人も
細かい設定全てを知りたい人も満足させられる
より大衆受けするゲームになるんじゃないかなと。
スタミナやカモフラージュやキュアシステムは
あくまでもおまけ要素にしてゲームプレイの時間を
8割9割程度にしてくれたら。
たら。
今までのファンから反論が出るかもしれないのが不安。

今回のメタルギアはどこを押し出したいのか
三兎、四兎を追ってどっちつかずになってしまった印象。
小島チームならではの作りこみの凄さは変えず
ゲームなんだから。
ゲームプレイに重きを措いた作品にして欲しい。
この辺2から歯車が飛んでる。

昨日の記事と対称的に書くと
ラグによる、ゲーム部分以外のストレスを
ゲーム部分の面白さが上回るHALO2と違い
メタルギア3はストレスが面白さを上回ってしまった形。
posted by 豚 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー・感想等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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