記事検索
 

2009年07月13日

スプリンターセルコンヴィクション

先日日本での発売が発表されたスプリンターセルコンヴィクションが凄い。



少し前のことになるが、映画の三部作ブームがあった。
スパイダーマンやロードオブザリング、マトリックスなどである。
ゲームと映画の大きな違いの一つに続編作りの難易度の違いがあるのではないか。
ゲームの場合極端な話、前作の不満点を改良し、ボリュームを増やすだけで
前作を上回る面白さの作品が出来ることが多い。
映画はそうはいかない。
ボリューム的には前作と全く同じ二時間という枠。
観客から指摘される不満点も漠然としたものになりがちで
具体的に何を変えればうまくいくという基準もない。
全体のバランスを考慮して作られた脚本を簡単に変えるわけにもいかない。
そんなストーリーと構成勝負な映画は続編作りが難しい。
それを証明するかのように、映画の続編の多くはつまらないものになる。
例外として私が記憶するものもターミネーター2やダークナイトぐらいである。
そんな環境の中、三部作構成の映画の続編二つが前作と同じ
もしくは上回るクオリティを保つというのは大博打なのである。
その唯一の例外としてボーンシリーズを残して、三部作作品はことごとく失敗したようにおもう。

さてこの前フリは今考えると全くの労力の無駄遣いとなってしまっているのだけど
ボーンシリーズというのは現代を舞台にした素晴らしいスパイ物であり
記憶を失った凄腕スパイが単身組織に復讐するというものである。
映画中の主人公は現代の情報社会のシステムを逆手にとって
組織を追い詰めていくのだけど、元凄腕スパイというだけあって
なにからなにまで無駄がない。
特に一瞬で相手を戦闘不能に陥れる格闘シーンはかっこよく
その動きから雰囲気から設定までスプリンターセルコンヴィクションに酷似している。
ちなみにボーンシリーズは一作目からボーンアイデンティティー、ボーンスプレマシー
ボーンアルティメイタムと続くので、未見の方がいればぜひ一作目を試しにどうぞ。
他にもボーンシリーズの売りとして、毎回車をズタズタにする激しいカーチェイスがあり
他の映画のカーチェイスよりも1 対 多の必死さが出ているんじゃないかと思うので
その部分にも注目してみてください。

で、コンヴィクション。
実は私はこれまでのスプリンターセルは嫌いな部類の作品で
リアリティとはいうけれど、実感のない小難しいストーリーや
一本のレールの上をただ進むかのようなミッションの単調さが原因のように感じる
特にそのミッションに関しては欠点のオンパレードだと思う。
道は細く、一本道であり、分岐といえるような分岐もない。
道が細いというのは致命的で、一本道の中でも動き回ることもできず全く自由が無い。
多くのアクションが用意されているが
多くのアクションの使用を選択する機会もほとんどない。
そこに鉄パイプがあるならば上るしか進む方法は無いし
ワイヤーがあればぶら下がって滑るしかない。
プレーヤーがアクションを使用するかどうかの選択の余地は乏しく
アクションの数を宣伝文句の一つにもしているが、期待はずれもいいところである。
実際にプレーヤーがすることといえば、音を立てずに移動するだけで
プレーヤーが選択できるのは、単調なアクションにより
敵兵をスルーするか、殺すか、気絶させるかだけであるといっても過言ではない。
もうがちがちに固められた、全く遊びのないゲームであり、既に作業の感覚に近い。
これはつまりゲームをプレイしているというよりは、させられている感覚が強く
素材自体はいいのに、非常にもったいない作品でもあるように思っていた。

しかしコンヴィクションは前作までとは大きく変化した。
ストーリーは至って単純明快だ。
娘を殺した組織への復讐。その大筋があれば誰もが共感できる。
今回は1対多のシチューエーションが多くなり、いかに敵を効率よく無力化するか
という点でアクティブなアクションが求められるようになった。
今までが待ちの潜入なら、今回は攻めの潜入である。
気づかれないための潜入ではなく
すばやく目標に到達することを目的としており
非常に攻撃的な潜入となっている。
(※ただしこれは今回の動画をアピールするための可能性もあります)
レインボーシックスで使われていたマーキングのようなシステムや
アサシンズクリードのようにインタラクティブに背景に干渉することによる潜入方法が
組み合わせられ、非常に期待できるものになっている。
マップも広大な箱庭型になっており
私が不満に感じていた部分が改善されているんじゃないかと期待している。
ともかくまだ見ていない人は動画を見て欲しい。
posted by 豚 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/123382054

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。